Claude Code の token を節約したくて、最初は「画像取得 API を叩いて、そのまま R2 に上げる処理を Codex に寄せられないか」と考えていた。
結論はシンプルで、外部 API と都度判断が要る作業は Claude Code、ローカルで完結する作業は Codex だった。どちらが上かではなく、向いている仕事が違う。
やらせたかったこと
- 記事ごとに必要な画像を API から探す
- 画像を取ってくる
- R2 にアップロードする
- 記事に反映する
固定の API を固定条件で叩くだけならスクリプト化できる。問題は、ブログでは毎回そうならないことだった。
見出しが変われば、欲しい画像も変わる。公式画像がいいのか、イメージ画像がいいのかも毎回違う。つまり、リクエストの条件が記事ごとに変わる。
スクリプトに落とし切れない理由
問題は API 実行そのものではなく、次の判断だった。
- 今回はどの API を使うべきか
- どのパラメータで叩くべきか
- 返ってきた候補のどれを採用するか
- 条件に合わないときにどうフォールバックするか
たとえば見出しごとに画像を取るなら、「ここは公式画像」「ここは汎用イメージ」「ここは画像なし」という判断が都度入る。ここを全部スクリプトで吸収しようとすると、再利用可能な道具というより、今回限りの分岐だらけの処理になりやすい。
要するに、これは自動化タスクというより判断タスクだった。
Claude Code が向いていた理由
Claude Code の skill はここが強かった。毎回長文で指示しなくても、API ごとの差分や条件の揺れをその場で吸収してくれる。
特に助かるのは次のような場面だ。
- API ごとの差分がある
- パラメータを毎回少し調整したい
- 候補の採否判断が入る
- 例外時に別ルートへ逃がしたい
こういう半自動オペは、固定スクリプトより Claude Code の方が自然に回る。
Codex に向いていること
逆に Codex に向いている仕事もはっきりしていた。
- 記事執筆
- Markdown の整理
- ローカルファイルの修正
- 既存コードの実装
- 型修正やリファクタ
- ローカルで完結するスクリプト作成
外部 API を会話の中で自由に扱うのはやりづらいが、ローカルで閉じる仕事は素直に進む。Codex は閉じた作業空間で手を動かす役として強い。
使い分けをどう考えるか
Claude Code
- 外部 API を使う
- API ごとの差分を吸収したい
- 都度少し判断が変わる
- 半自動オペレーションを回したい
Codex
- ローカルで完結する
- 記事を書く
- 既存コードを直す
- 構造を整える
- 定型化できた処理を実装する
最初は「Claude Code で token を食う処理を Codex に逃がせないか」と考えていた。だが実際には、判断寄りの仕事か、実装寄りの仕事かで分けた方が自然だった。
今回わかったのはこれだけだ。都度判断が要る外部連携は Claude Code、ローカルで閉じる仕事は Codex。 用途で使い分けるのがいちばん無駄がない。